無料分析 チャンスです!

プロジェクト管理ソフトウェア:タスクリストからマージンまで

2026/08/13
プロジェクト管理ソフトウェア:タスクリストからマージンまで

プロジェクト管理ソフトウェア:タスクリストから利益率へ

タスク管理ツールは安価で、すぐに導入できます。しかし、問題なのは、完了したプロジェクトが利益を生んだかどうかを把握できない点です。タスクリストには誰が何をしたかが示されますが、どれくらいの時間がかかったか、あるいはその時間がどれほどのコストになったかは示されません。

プロジェクトベースのビジネス――代理店、ソフトウェア会社、エンジニアリング・請負会社、コンサルティング会社など――にとって、それが最も重要な問いとなります。本記事では、タスク追跡から利益率追跡への移行について解説します。

4つの層


  • スコープ: プロジェクト、フェーズ、タスク。何を行うか。
  • 時間: 計画期間と実稼働期間。どれくらいの時間がかかったか。
  • リソース: 割り当てとキャパシティ。誰が担当するか。
  • コスト: 時間とリソースの金銭的価値。どれだけのコストがかかったか。

ほとんどのチームは、最初のレイヤーで止まってしまいます。2番目のレイヤーを追加することは技術的には難しくありませんが、規律が必要です。3番目と4番目のレイヤーは、2番目のレイヤーが信頼できるものになって初めて意味を持つのです。

時間記録を機能させるには


  • 入力の手間を最小限に抑えること。 1日の終わりに記入する週単位の表は、タスクごとのストップウォッチよりも効果的です。
  • 目的を説明しましょう。 モニタリングツールとして提示すると、時間データは水増しされがちです。価格設定や作業負荷のバランス調整のための情報として提示すれば、正直に入力されるようになります。
  • カテゴリの数を減らしましょう。 30種類のタスクタイプから選択しなければならない場合、人は常に同じものを選んでしまいます。
  • 遡及入力を制限しましょう。 3日以上前の時間は正確に思い出せませんし、思い出せない分はでっち上げられてしまいます。

時間データが信頼できない場合、コスト報告も信頼できません。採算性報告を開始する前に、少なくとも2ヶ月分の正確な時間データを蓄積してください。

計画対実績

工数差異。 見積もり時間と実際の作業時間の差です。もし一貫して一方に偏っている場合は、問題はチームではなく、見積もり方法にあります。

スコープの差異。 当初の定義に含まれていなかった追加作業のことです。追加分を別途記録することが、それらに対して請求を行うための前提条件となります。

コストの差異。 予算コストと実際のコストの比較です。資材費や下請け業者への支払いがプロジェクトに計上されていない場合、このデータは不完全となります。

リソース計画


  • 休暇および祝日を除いた、1人あたりの週次稼働率。
  • すべてのプロジェクトにわたる1人の作業負荷を統合して表示。
  • 計画段階で、リソースの割り当てが過剰な場合に警告を表示。
  • スキルに基づく割り当て。すべてのタスクを全員が遂行できるわけではない場合、不可欠です。

プロジェクトの収益性

利益は単純な計算式です:収益から直接原価と配賦された間接費を差し引いたものです。難点は、これらの入力データを収集することにあります:


  • 売上高: 契約金額に、変更指示書に基づく請求額を加えたものです。
  • 人件費: 作業時間記録に、1人あたりの時間単価を乗じたものです。時間単価は総給与額ではありません。雇用主負担分や、請求可能時間と総時間の比率も考慮に入れる必要があります。
  • 直接経費: 資材、下請け業者、出張費、ライセンス料など。購買部門によってプロジェクトに割り当てられます。
  • [*]間接費の配賦: 家賃、管理費、インフラ費用などを、売上高または労働時間に応じて配分します。

簡単な検証方法:1か月間の全プロジェクトの人件費を合計します。その合計額は、その月の総人件費に近い数値になるはずです。大きな乖離がある場合は、作業時間が完全に記録されていないことを意味します。

ERPとの連携

プロジェクト管理は単独でも運用可能ですが、ERPと組み合わせることで真価を発揮します。発注書はプロジェクトに紐付けられ、売上請求書はプロジェクトの収益と照合され、人件費は給与計算システムから取得されます。別々のシステム間でこの連携を手作業で構築するには、毎月末に数日かかります。

まとめ

タスクリストは、作業が完了したかどうかを示します。プロジェクト管理ソフトウェアは、その作業にどれだけのコストがかかったかを示します。範囲、時間、リソース、コストの各レイヤーをこの順序で構築してください。また、時間データが信頼できる状態になるまでは、収益性レポートを開かないようにしてください。

Mekjoyプロジェクト管理を活用すれば、お客様のプロジェクト構造に合わせた設定を行うことが可能です。

続きを読む

関連記事

人事管理ソフトウェア:人事ファイルから業績評価まで
ERPおよびエンタープライズソフトウェア

人事管理ソフトウェア:人事ファイルから業績評価まで

人事管理ソフトウェアは給与計算ソフトウェアとは異なります。給与計算ソフトウェアは計算を行うのに対し、人事管理ソフトウェアは、その計算の基礎となるデータがそもそもどのように収集されるかを管理するものです。

2025/04/01読む
契約を結ぶ前にERPベンダーに確認すべき12の質問
ERPおよびエンタープライズソフトウェア

契約を結ぶ前にERPベンダーに確認すべき12の質問

デモは、製品の魅力を最大限に引き出します。その成否を左右するのは、尋ねなければ誰も触れないような一連のトピックです。書面で回答を得るべき質問です。

2025/02/25読む
ERPとは何でしょうか。また、成長中の企業は実際にいつERPを導入すべきなのでしょうか。
ERPおよびエンタープライズソフトウェア

ERPとは何でしょうか。また、成長中の企業は実際にいつERPを導入すべきなのでしょうか。

教科書的な定義はひとまず忘れてください。ERPが必要かどうかを見極める実用的な方法は、データの挙動に現れる具体的な兆候を探ることです。

2025/02/10読む
スプレッドシートからERPへ:データを失うことなく移行する
ERPおよびエンタープライズソフトウェア

スプレッドシートからERPへ:データを失うことなく移行する

ERPプロジェクトの難点は、ソフトウェアそのものにあることはめったにありません。何年にもわたって蓄積されたスプレッドシートのデータを、新しいシステムで処理できる形に変換することこそが、最大の難関なのです。

2025/01/28読む

私たちは、お客様の歩む道のりのあらゆる段階で、常に寄り添ってまいります!

今すぐお問い合わせください。実際のデータを活用して、貴社のデジタル成長をさらなる高みへと導きましょう。